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中央図書館 読書の記録を「貯金」 利用促進に通帳作成

教育

公開:2014年8月22日

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読書通帳を手にする児童
読書通帳を手にする児童

 市立中央図書館が、読んだ本の履歴を記録することができる「読書通帳」をこのほど作成した。対象は子ども用(ひらがな表記、漢字にふりがな表記)と大人用(漢字表記のみ)の年代別の3種類。市ホームページからダウンロードも可。市では初めての取り組み。

 「読書通帳」は、2013年3月に策定した第2次厚木市子ども読書活動推進計画の関連事業として実施したもの。読書へのきっかけを作ることで市民に本に親しんでもらい、図書館の利用を促進することをねらいとしている。

 読書通帳作成のきっかけは、厚木市議会の2月定例会で寺岡まゆみ議員から、読書意欲を高める取り組みとして、読書通帳を導入してはという一般質問が上がったことから。案としては、来年2月1日に厚木市が市制60周年を迎える記念として、企業とタイアップをという提案もあったという。

 今年の夏休みに同館で開かれた「クイズラリー」の参加賞として配布された読書通帳。クイズラリーは、8月5日から11日まで実施され、合計268人に配布された。子どもたちからは「通帳がかわいかった」との声があった。

 特長は、子ども用については、20冊分が記録できる読書通帳1冊が全て記入し終わったときに、同館3階のカウンターに持っていくと「あゆコロちゃん」のスタンプを押してもらえる特典がある。現在は、子ども用は同館3階で、大人用は2階で配布している。

 同館は「読書通帳は夏休み中にお持ちいただけると嬉しいです。そのまま継続し、秋の読書週間に向けて継続していきたいと思います」と話した。市の読書通帳は、広島市立中央図書館を参考に作られた。近隣では綾瀬市が「読書ノート」という形で配布している。

 同館によると、読書通帳の認知度はまだまだこれからだが、活字離れを防ぐ施策のひとつとして注目が集まる。問合せは、同館【電話】046・223・0033。
 

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