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松蔭大学 学祭で人形芝居 新設学科で初の普及公演

文化

公開:2014年10月17日

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熱が入る長谷座の稽古のようす
熱が入る長谷座の稽古のようす

 10月25日(土)に行われる松蔭大学の第15回学園祭「松蔭祭」で初めての伝統公演が実現する。同大学の「SHOINホール」に、1980年に国の重要無形民俗文化財に指定された長谷座(山口熱子座長)を迎える。

 この公演は、地域に根付く郷土芸能の魅力を知ってもらうことがねらい。同大学の日本文化コミュニケーション学科の学生たちに普及公演をやってもらえないかと厚木市が6月、山口座長に依頼した。

 当日は、最初に山口座長があらすじ、成り立ちを解説する。仕組みを理解したうえで、同学科の学生に人形を操ってもらい、人形の動かし方を座員がレクチャー、実体験コーナーを用意する。公演は、「壺坂観音霊験記山の段」を上演する。

 大道具の搬入なども同大学の学生が主体となって取り組むことが今回の特長だ。800人収容の同ホールは、一般からの参加も可能で学生と交流ができるイベントになるもよう。

 相模人形芝居「長谷座」は、約300年前に伝わった市を代表する郷土芸能。座員は現在15人だが、実際に活動しているのは10人ほど。高齢化で思うように活動ができないのが現状だ。

 開催にあたり、山口座長は、「30〜50年後を見据えて古典の良い部分を残しつつ、現代に合ったものを取り入れていくことが郷土芸能の守り方のひとつ。将来は大学で人形芝居の研究会が立ち上がったら嬉しいです」と期待を寄せている。

 同学科は2013年度に設置された新しい学科。市周辺の地域芸能と継続的に交流することが同学科の特色だ。同大学で「日本芸能論」の講座をもつ同学科の中村龍一教授は「公演が実現し、宿願のスタートが切れました。地域の方々のご来場を学生ともどもお待ちしております」と話した。

 長谷座の思いがどう学生や地域の人の心に届くか。開演は午後1時から。入場無料。問合せは、同大学【電話】046・247・1511。

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