ランニングバイクにまたがる子どもたち
今年５月に結成し、市内を中心に活動しているランニングバイクチーム「ＡＴＳＵＧＩ ＲＵＮＮＩＮＧ ＢＩＫＥ ＴＥＡＭニトロキッズ」。このほど、ぼうさいの丘公園で行われた体験会にはランニングバイクにまたがり、コースを元気に走る子どもたちの姿が見られた。
このチームを立ち上げたのは、愛甲に住む深澤寿勇さん（35）と美帆さん（28）夫妻。美帆さんがテレビ番組で偶然ランニングバイクの競技を知ったことがきっかけ。ランニングバイクは、３kgほどと軽量。２歳から８歳頃まで乗車でき、足で蹴って前に進む。ペダル、チェーン類などの付属品はなく、低重心で転倒しにくい設計で、安全性の面でも優れている。
寿勇さんは、モトクロスの元国際Ａ級ライダーのライセンス保持者。日本最高クラスの２５０ccクラスで走っていた経歴をもつ。結婚を機に引退したが、テレビ番組を観た子どもからも「やりたい」と声があり全面的に協力。美帆さんは「競技ができるのは一生のうちのほんのひと時。親子で一緒に頑張ることは子どもにとって良い成長の場にもなります」と話す。練習は月１回程度、ぼうさいの丘公園で行っている。
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