緑ヶ丘小学校（古座野里美校長）と戸田小学校（蓮見優子校長）がこのほど、世界的なエコ認証「グリーンフラッグ」に再認証された。
グリーンフラッグとは、ＮＧＯ環境教育基金（ＦＥＥ）が提案する環境学習プログラム「エコスクール」を子どもが主導して学校と地域で取り組み、その成果が世界基準で認められた証として与えられるもの。
２校はそれぞれ２年前に初めて認証された。今回は２年ごとの更新で、２月下旬にＦＥＥジャパンの審査会に挑戦。エコ活動の発表、審査員による質疑応答を児童だけで乗り切った。
緑ヶ丘小は、飼育栽培委員会（藪崎琴音委員長・23人）の５・６年生を中心に活動。児童たちは再認証に自信があったものの、通知が届いたときは「よっしゃー」と喜びを分かち合っていたという。藪崎委員長は「私たちのできなかった、エコ活動の地域新聞を作って地域に広めることを引き継いでくれると嬉しい」と後輩たちにバトンを渡した。
戸田小は「仲良し」だという代表の高学年15人が全校をリード。児童たちは、１年生も楽しんで出来ていたという、ゴミ箱を色分けしたエコ分別が特に良かったと振り返る。リーダーの西山京花さんは「エコスクールで計画して実行する大切さを学べた。地域の人と関われて幸せだったので、（後輩も）同じ気持ちを味わってほしい」と話した。
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