小山貢憲さん（左）らによる演奏
棚沢の雲渓山常昌院で５月９日、鎮護祭が行われた。
常昌院の鎮護祭では毎年、アーティストを招いての里山コンサートが名物となっている。今年は津軽三味線小山流総師範・小山貢憲（おやまみつのり）さん率いる貢憲会の６人が登場した。
会場となった本堂には３００席が用意されていたが、立ち見が出るほどの盛況ぶり。冒頭あいさつに立った天利俊介住職は「このほど当寺が『東国 花の寺百選』に認定されました。演奏とともに、皆さんで境内をご観賞いただければ」と話した。
演奏では、三味線４人衆と太鼓と唄による、テンポを変えた津軽じょんがら節のほか、ソーラン節、花笠音頭といった民謡メドレーなどを披露。檀信徒や近隣住民らは、迫力ある演奏に聞き入っていた。
このほか境内には模擬店が出店し、檀信徒による祈祷会などが行われた。
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