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JAあつぎ “匠の技”を伝授 ふるさと先生の日を制定

文化

公開:2015年7月10日

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第1回講習会でふるさと先生を務めた田中さん(写真中央)
第1回講習会でふるさと先生を務めた田中さん(写真中央)

 JAあつぎ(大貫盛雄代表理事組合長)は、伝統的な生活文化や農業に関する学識経験豊富な組合員や家族を「ふるさと先生」として委嘱している。7月からは毎月第1水曜日を「ふるさと先生の日」に制定し、定期的に「匠の技」などを学ぶ講習会をスタートさせた。

 ふるさと先生は、農業の生産体験や、地域に伝わる伝統工芸、地元農畜産物を活用した加工品、郷土料理教室を通じて、次世代を担う子どもたちや、地域住民との交流を深め農業を理解してもらうことが目的。前身はJA女性部の特技指導者で、「ふるさと先生」という名称になって6年目を迎えた。男性1人、女性24人が登録している。

 これまでは管内の小学校やJAの各店舗からの依頼を受けて、単発で講習会を開催してきたが、ふるさと先生の役割を地域住民へ広く発信しようと、定期開催を決めた。

特技生かした講習会を開催

 7月1日にファーマーズマーケット夢未市の研修交流室で行われた1回目の講習会には11人が参加。この日のテーマは、アロマで虫よけスプレーを作ろう。アロマテラピーインストラクターの資格を持つ田中美代子さん(温水西在住)が講師を務め、アロマやハーブの特徴を解説し、参加者それぞれの好みに合わせた虫よけスプレーを作った。

 ふるさと先生として3年目の田中さんは「講座をすることで自分も勉強になる。アロマはすごく手軽で、いろいろな可能性があることを知ってもらいたい」と話す。講習会を受講した木村初江さん(森の里在住)は、「知らないことが多いので、アロマのことが分かって嬉しかった。今後も興味のある講習会があれば参加したい」と語った。

 今後は和菓子教室やフラワーアレンジメント教室、ミニ懐石料理教室など、各ふるさと先生の特技にあわせた講習会を企画し、参加者を募集していくという。

 事務局を務めるJAあつぎ指導販売部営農企画課食農教育担当の伊従かおりさんは「夢未市を拠点に厚木の良さ、文化を広く伝えていく機会として、今後もさまざまな講習会を定期的に実施していきたい」とコメントした。

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