受講者一人ひとりがビジネスプランを発表した
厚木市による「あつぎ起業スクール」の今年度最終回が10月10日、アミューあつぎで行われた。
同講座は市内で活動するＮＰＯあつぎみらい21の会員らが講師となり、起業・独立を考えている市民に経営計画やマーケティング戦略などを指導するもの。修了者は創業にあたっての各種支援が受けられる。
この日は21組の受講者が、１カ月かけて考えてきたビジネスプランを発表。口頭のみやパワーポイントを使ったものなど、一人ひとりが独自の方法で、起業を志した経緯や事業計画について説明した。
春巻き専門店を立ち上げたいという女性はメニュー見本を配布。食べ歩きがしやすいようなサイズの考察や、先行店で聞き込みした結果などを発表に織り交ぜていた。
歯科技工士として独立を目指している大山昇さん（43）は「独立したい想いはあったが、どこから始めていいか分からなかった。スクールに参加したことで自分の考えが固まった。背中を押してもらえた気分」と感想を話した。年内には厚木市内で歯科技工所として会社を設立したいという。
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