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地域のたまり場 正式始動 団地内のTobioギャラリー

社会

公開:2016年4月1日

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コーヒーを飲みながら談笑する会員たち
コーヒーを飲みながら談笑する会員たち

 厚木市の2016年度市民協働事業となった、鳶尾団地内に地域の交流拠点を作る「Tobioギャラリー」事業。本日4月1日の正式オープンを前に、3月には運営団体のコミュニティカフェ荻野(尾崎常雄代表理事)が一般社団法人を設立。2月からのプレオープン期間には400人以上が訪れ、地域のたまり場として住民にも受け入れられてきた。

 「Tobioギャラリー」の前身は、鳶尾団地の商店街「パティオとびお」内の空き店舗。2012年から東京工芸大学の学生による植栽活動や生涯学習講座を行う非常設の拠点として使われていた。

 同年に設立された「コミュニティカフェ荻野」は、定年後の団塊世代の男性に地域参加を促すサークル。同団体が空き店舗にかかわるようになったのは、工芸大生が行った写真展を手伝ったのがきっかけ。空き店舗を誰でも利用できる常設の交流拠点としてリニューアルし、団地を管理するUR都市機構や工芸大、市と連携しながら同団体が運営することになった。

 2月からのプレオープンでは、会員14人が「社員」として輪番で常駐。現在は毎週月・水・金の週3日、午前10時〜午後4時が開店時間。コーヒーやお茶のサービスへの「お気持ち代」が、事業の運営資金に充てられる。スペース内には花瓶や書物、こどもの日の兜飾りも。いずれも地域住民から寄贈されたものだ。

 一日の平均来店者数は16人。事務局長の岩崎正昭さんは「団地の住民以外にも、路線バスを待つ人などが利用してくれます。女性の利用が多いと想定していましたが、4割は男性です」と明かす。マイタウンクラブなど、SNSの宣伝告知をきっかけに訪れる人も。買い物のついでに初めて来たという60代の男性は「こういう場があるのはいいことですね」と話した。

 市民協働事業として厚木市から最大3年間、金銭面での補助もある。岩崎事務局長は「プレオープンを経て『お気持ち代』で運営費の半分が賄えることが分かった。3年後に自立運営ができるよう、財源を作るための別事業を考えたい」と今後の見通しを話した。

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