神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木北高 最先端ロボットを体験 「かながわの技術」学ぶ

教育

公開:2016年10月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
ロボットスーツHAL腕モデルを体験する生徒
ロボットスーツHAL腕モデルを体験する生徒

 超高齢社会を迎え、「ロボット」の活躍が期待される昨今。10月4日、厚木北高校(額田豊一校長)でその最新技術を紹介する講座が行われた。

 この授業は、神奈川県の重要政策である「ヘルスケア・ニューフロンティア」の一環。同政策は超高齢社会の到来という急激な社会変化を乗り越え、誰もが元気で長生きできる社会を目指すプロジェクトだ。

 政策の中で柱になっているのが、最先端医療や最新技術の追求と、未病を治す取り組み。今回の授業は、実際のロボット医療機器の体験を通して健康や未病について考えてもらうことを目的に実施された。

 この日、生徒の前に登場したのはロボットスーツ「HAL(ハル)」。装着者が脳から出す「歩きたい」「動かしたい」という意思によって生じる電気信号を、皮膚表面からHALが感知し、動きをアシストしたり普段よりも大きな力を出せるようになる世界初のサイボーグ型ロボットだ。脊髄損傷や脳卒中などにより、手足が自由に動かなくなった人への活用が進んでいる。

 授業の前半では、HALの開発の歴史や医療現場での活用法の講義が湘南ロボケアセンター代表取締役社長の久野孝稔氏によって行われた。後半は、同センターの高村完二氏による実際のロボットのデモンストレーションが実施され、生徒の代表が操縦を体験した。

 体験した1年生の蜅澤(かにさわ)伶生さんは「ロボットの操縦は難しかったが、すごい技術だと思いました」と感想を話した。県政策局ヘルスケア・ニューフロンティア推進本部室の前田乾一郎さんは「ロボット技術は未来を担う若い世代への情報発信をしていく必要があります。今回の授業で、少しでも最先端のロボットを知ってもらえたら嬉しいです」と話した。
 

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook