五日市憲法草案発見時の様子を語る新井氏
荻野地区の住民有志による「荻野の歴史を学ぶ会」が11月25日、荻野運動公園体育館で２度目となる歴史講演会を開いた。
講演会のテーマは「日本国憲法の源流を自由民権に求めて〜五日市（西多摩）と荻野の自由民権から学ぶ〜」。荻野でも盛んだった明治時代前半の自由民権運動。大日本帝国憲法発布前に西多摩の五日市で起草され、基本的人権の保護や教育の自由など、現在の日本国憲法に通じる内容が記されている「五日市憲法草案」の発見に関わった町田市自由民権資料館の新井勝紘氏を講師に招いて行われた。
会場には五日市憲法草案のレプリカや、自由民権運動に参加していた神崎正蔵荻野村２代目村長のゆかりの品などが展示され、来場者の注目を集めていた。
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