商業施設等が相次いで撤退する中、小田急電鉄（株）が運営する本厚木駅隣接の商業施設「本厚木ミロード２」がリニューアルし、賑わいをみせている。今回は第１弾として既存店舗の「ユニクロ」を増床、「ライトオン」と「スーツセレクト」も装いを新たにした。
リニューアルオープン当日の４月21日は開店１時間前から入口付近に列ができ、約１５０人が並んだ。「ちょっと買いたいものが近くにあると便利。楽しみにしていました」と、一番乗りの女性（70代）は声を弾ませた。21日から23日までの週末３日間で、全館の売り上げは前年比15〜20％増と好調。ユニクロで３０００円以上買い物をすると６、７階のレストランで優待を受けられるサービスも実施中で好評だという。所長の土橋陽一郎さんは「ユニクロの集客力を生かして全館を盛り上げていきたい。生活に密着した充実した品揃えを進め、地域の皆様により便利に利用していただけたら」と意気込みを語った。
本厚木駅は小田急線全70駅の中で６番目に乗降客数が多く、２０１５年度は１日平均15万２４６７人が利用、前年比３・１％増だった。「数字の上で悲観することはない。県央地域の中心地として、街の力を強めていく一役を担えたら」と土橋さん。
本厚木ミロード２は６月22日（木）にリニューアル第２弾を予定しており、家電量販店「ノジマ」など３店舗が新規オープンする。
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