最年少のＰＴＡ会長として注目が集まる池田さん
厚木第二小学校のＰＴＡ会長にこのほど、池田祐樹さん（30・泉町）が就任した。市内に23ある公立小学校の中で最年少。全国的にみても30歳でのＰＴＡ会長は珍しいという。池田さんに話をうかがった。
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日本におけるＰＴＡは、各学校で組織された保護者と教職員による社会教育関係団体。加入は任意で、児童生徒のためのボランティア活動というのが本来のあり方だという。
第二小本部役員は教職員を含めて13人ほどで、さまざまな学校行事のサポートや、子どもたちの健全育成のため地域や諸団体とのパイプ役として活動している。昨年、子どもの入学を機に、ＰＴＡ活動に興味を持ち池田さんは副会長になった。
多い時で週に２〜３回は学校へ行く機会があり、「子どもたちの普段の学校生活が見られることが魅力」とし、「先生や保護者同士の距離が近くなり、人とのつながりの中で刺激がもらえることが醍醐味」と話す。
自身も第二小の卒業生で、現在はフリーランスのアートディレクター。もともと人前に出ることが苦手で、「引っ込み思案な性格を変えたい」と、１年半前に青年経済団体・厚木青年会議所（ＪＣ）に入会。まちづくりの活動をしていく中で、ＪＣの先輩に勧められて、ＰＴＡの活動にも興味を持ったという。
今年度、ＰＴＡ会長としての目標は、子どもたちの安全・安心の活動を積極的に行うこと。「気軽に活動に参加してもらえるように、ハードルを下げるのが自分の役割。学校や地元のために活動がしたい」
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