厚木市に拠点を持つガールスカウト神奈川県第74団と第88団が10月6日、市障がい者体育大会で、ゴールテープ係や入退場時のプラカード持ちとして活動した=写真上。
競技者に懸命に声援を送っていた小山田真帆さん(74団・緑ヶ丘小4年)は入団3年目。老人ホームの慰問や街頭募金などさまざまな活動を経験し、「キャンプの調理で、いつもご飯を作ってくれるお母さんの気持ちが少しわかった。みんなで食べる美味しさも知った」。スカウト活動の一環で見学に訪れた海上保安庁で感銘を受け、「将来の夢です」と語った。
1978年に発団した74団(土井好子団委員長)は、今年40周年を迎えた。鮎まつりパレードや少年少女フェスティバルなど、市の行事が主な活動の場。リーダー代表の高橋育子さんは「自己肯定で自立の場」と、団員たちに干渉しすぎない姿勢で活動に臨む。
88団は2010年に発団。現在、小学4年から高校生までの9人が活動する。小浜久都美(ひとみ)団委員長は、「制服でガールスカウトと認識して声をかけてくれる人がいると、団員たちは誇らしげな様子。自分で考えて、社会で行動できる力を身に付けてほしい」と見守る。
74団、88団ともに、11月下旬に活動体験会を実施する予定だ。
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