2021年度からスタートする厚木市第10次総合計画策定に向けた市民検討会議委員委嘱式と第1回検討会議が6月27日、厚木市役所本庁舎で行われた。
市内で活動する各分野の団体代表者、公募による市民ら40人を委員に委嘱した。当日は小林常良厚木市長が、委嘱状を一人ひとりに手渡した。委員を前に小林市長は人口減少、自然災害への対応、経済成長と3つのテーマを示し、「知恵と経験を含めていろいろな角度から、12年間の計画の骨格をまとめてほしい。たくさんの議論を重ねて、内容の濃い社会を作るため、我々もチャレンジして市民の幸せ作りにつなげたい。ご指導とご協力をお願いしたい」と話した。
会長に山口氏
委嘱式後の会議では、会長に厚木市自治会連絡協議会の会長で、南毛利地区地域づくり推進委員会の山口泉氏、会長職務代理に神奈川工科大学の名誉教授を務める小川喜道氏が選ばれた。山口氏は「少子高齢化、人口減少が進む中で、厚木市にも、今後多くの課題が出てくる。そうした課題を乗り越えて、未来に向かって素晴らしいまちであり続けられるよう、総合計画の検討を進めていきたい。委員には、各々の経験と見識を生かしてさまざまな視点からご意見をいただければ」と話した。
第10次計画は、人口減少のなかで、これまでに経験したことのない社会を想定しての計画となるため、出生率の上昇、定住促進・転出抑制、雇用の創出などについても説明があった。会議では、その他に厚木市の人口ビジョン、策定スケジュールなどが話し合われた。
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