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森の里地区 ゆめみちゃん号で買い物楽しむ 10月から巡回開始 初日は70人が購入

社会

公開:2020年10月9日

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ゆめみちゃん号での買い物を楽しむ地域住民ら
ゆめみちゃん号での買い物を楽しむ地域住民ら

 JAあつぎが地域・社会貢献の一環として、市内を巡回させている移動販売車「ゆめみちゃん号」。10月から新たに森の里地区への巡回が始まった。

 販売初日となった10月5日、森の里3丁目自治会館に初めてゆめみちゃん号が訪れた。午後2時55分の販売開始とともに販売員の「いらっしゃいませ」の掛け声がかかると、集まった地域住民らは商品を手に取り、買い物を楽しんだ。この日は、約30分の間に70人以上が商品を購入。森の里3丁目でご近所同士という2人の女性は「今日はぶどう、トマト、なす、にんじんなどを買った。森の里から夢未市までバスで行くのは遠くて大変だし、ここまで来てくれると重たいものも持って帰れるから助かる。赤飯を楽しみにしていたけど、今日はなかったみたい」と感想を話した。

買物困難者を支援

 今回、移動販売車の巡回を要望した森の里地区自治会連絡協議会(宮野利美会長)では、昨年の秋ごろから、森の里地区への巡回を要望することを具体的に検討してきた。同地区は高齢化率が市内で最も高く(2020年9月1日現在)、「買い物に行くのが不便という人が多い」と宮野会長。また、現在の森の里郵便局の隣にあったJAの直売所がなくなってから久しく、かねてより地域の中からも要望があったという。

 JAあつぎでは、夢未市(厚木市温水)に足を運ぶのが難しい、買い物困難者に向けての支援を目的に3年前から移動販売車ゆめみちゃん号を導入、運行している。今回の森の里地区の巡回については、「地域の強い要望と、森の里地区の巡回は初となること」を理由に決定したという。

 初日の様子を見ていた同会の宮野会長は「多くの人が買いに来てくれて良かった。JAあつぎの方にはこちらのニーズや要望に応えて頂いてありがたい」と振り返る。夢未市の清田陽平店長は「地域の方々が買い物をしている姿を見て、森の里の立地的にも、強い要望があることを改めて感じた」と話す。

  ♢  ♢  ♢

 森の里地区への巡回は毎週月曜の午後2時55分から3時15分まで。地場産の農産物をはじめ、夢未市と同等の商品が販売される。他のエリアの巡回場所や時間については、JAあつぎのホームページで公開している。
 

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