厚木市王子の厚木東高校(村越みどり校長)のアニメーション漫画研究部が、予選会を突破し”まんが甲子園”と言われる『全国高等学校漫画選手権大会』に初出場する。
全国大会出場を決めたのは同校アニ漫研の1年生部員5人。顧問の木目田美咲教諭から同大会の情報を聞き、応募条件5人1組で1年生部員がちょうど5人のみだったことから話がまとまり予選会への出場を決意。テーマに沿った作品を提出した。
結果、参加178校から同校を含む国内37校、海外3校が選出された。同校は12年前と5年前にも挑戦したが予選敗退で、今回見事全国初出場の快挙を成し遂げた。
本選の第30回全国高等学校漫画選手権大会は、例年高知県で開催されているが、今年はコロナ禍のため8月6日(金)から8日(日)までオンラ インで開催される。
まんが甲子園に向け、生徒たちは意欲満々。内山理咲子さんは「自分の持てる力を発揮して全力でがんばりたい」、福留優菜さんは「将来は絵の仕事がしたく少し夢に近づけた。チャンスを無駄にしないよう全力で臨みたい」、久間藍幸さんは「優勝をめざしてがんばりたい」、相原麻佑さんは「何でも言い合える強味を生かしてがんばって優勝したい」、一条健太さんは「高校での初チャレンジ。ベストを尽くしたい」と話す。木目田教諭は「いい思い出になるように全力を出して戦ってくれれば」と見守る。
大会では出題されたテーマに沿ってチームで1枚の紙に「まんが」を描く。近年、漫画家デビューへの新登竜門としても注目されている。
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