一般社団法人厚木歯科医師会(難波勝文会長)が7月11日、新型コロナウイルスワクチン接種への協力を見据え、市内中町にある同会事務局隣の大会議室で「筋肉内注射実技研修会」を実施した。
全国的に進む新型コロナワクチンの接種。厚木市によると、接種対象市民約20万3千人のうち、7月12日現在で4万8千人が1回目の接種を終えている。ワクチンの打ち手不足が課題となるなか、同歯科医師会では今後の接種体制の拡充に向け、会員歯科医がワクチン接種に従事できるよう実技研修会を企画。この日は約30人が参加した。
研修会では、厚木医師会の石井紀行氏が講師となり、ワクチン接種で行われる筋肉内注射を実演。その後は参加した歯科医たちが腕に筋肉注射トレーニング用パットを付け、実技を学んだ。
同歯科医師会によると、歯科医師も麻酔などで口腔内に注射を行うことは多いが、腕への筋肉内注射は経験が少ない歯科医もいるという。研修会で難波会長は「行政を中心に、医療関係者、産業界の皆様が一体となって、コロナに打ち勝つための体制強化を図ることが大変重要であり、歯科医師会として出来る限りのご協力をさせていただきたい」と話した。
今後は、厚木商工会議所による中小企業を対象にした職域接種が予定されており、医師会や医療機関に加え、同歯科医師会の協力が検討されている。同会議所では「歯科医への協力要請は国の方針でも出ているので、できる限りの接種体制を整え、早く希望する方に受けていただけるよう取り組みたい」と話す。
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