東日本大会で２位に入賞した厚木Blue Angelsの選手ら
厚木市を拠点に活動している中学生チアダンスチーム「厚木Ｂｌｕｅ Ａｎｇｅｌｓ」がこのほど、駒沢オリンピック公園（東京都）で開かれた「ＵＳＡジャパン・オールスター・チャレンジコンペティション２０２１ＥＡＳＴ」で２位に入賞した。選手23人が弾ける笑顔で、練習で培った息の合ったパフォーマンスを披露した。
同大会は東日本大会の位置付けで、同チームはポンポンを使用するジュニア編成ポン部門にエントリー。新型コロナウイルスの影響で、選手間のかけ声禁止や無観客など、制約や普段と異なる状況下ながら審査員からチーム全体の表現力が高く評価された。
キャプテンの加藤璃己さん（伊勢原中３年）と下田美波さん（秦野本町中３年）は大会を振り返り「２位入賞は嬉しい」と言葉を揃え、「80点以上で優勝するという目標が達成できなくて悔しい｣と唇を噛んだ。同チームの演技は78・25点という結果だった。
一方で指導者の三浦まりやコーチは選手らの悔しさを理解した上で、「難しい状況下の中でベストを尽くしていた」と労った。
同チームは35年前に発足。厚木市内のほか、横浜や川崎、伊勢原や平塚などの小学生や中学生が所属。練習は厚木市内の小学校や公民館などで週２回行われており、チームは10月に控える全国大会の出場権を兼ねた関東予選に向けて「私たちの実力はこんなもんじゃない」を合言葉に技術を磨いている。
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