神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

森の里若宮公園 家族のイルミ今年も輝く 16日に31回目のまつり

社会

公開:2017年12月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
美しく輝くイルミネーション。ひょうたん池に映りこんださまはまさに「インスタ映え」する景色
美しく輝くイルミネーション。ひょうたん池に映りこんださまはまさに「インスタ映え」する景色

 厚木の文教地区ともいえる森の里。閑静な住宅街の入り口・若宮公園に今年もイルミネーションが点灯した。全長240メートル、5300球の電球で描かれているのは、サンタが上空から見た街の灯りとあたたかな家族の図。点灯は午後5時〜11時、25日(月)まで。

 このイルミネーションは、森の里地区が開催しているクリスマスまつりの一環。同地区は住民一丸となった地域活動が活発。新緑がまぶしい季節の鯉のぼりまつりの景色は今や厚木の風物詩ともなっている。夏の盆踊りも盛大。クリスマスも見事のひと言。日が暮れ、暗闇の中に浮かび上がるイルミ。初めて見る人は感嘆の声をあげる景色だ。

 今年のイルミネーションの設置は11月19日に森の里クリスマスまつり実行委員会(名和野勉委員長・66歳)が中心となり同地区の住民60人がかりで行われた。窪地になった公園の地形を利用した大掛かりなもので、池の上をまたぐワイヤーは全長240メートル。風が吹くと1トン以上の負荷がかかることも想定されている。安全面を考えても専門知識が必要な作業だが、すべて地域住民らの手で設置している。ワイヤーを吊るすポールを支える櫓の組み方など、専門的な技術支援は「七沢地区の人たちの協力があったおかげ」だという。

地域一丸で

 イルミネーション装飾をはじめたのは15年ほど前から。開催のきっかけは、当時キャンパスがあった青山学院大学のハンドベルサークルからの申し出がきっかけだという。地域交流のため、クリスマスのミサが終わったあとに演奏を披露したいという要望に応え、野外ステージを開放したのがはじまり。時代は移り、今は地域の子ども主体のまつりになっている。

 地元企業の協力も得て、地域全体でまつりを実施している同地区。住民の高齢化や担い手不足で活動が難しくなっている地域も多い中、「”やれるときにやれることを”と、何でも楽しく面白くやってしまう人たちが多い」と名和野委員長は話す。「地元を離れた人たちにもまつりの時期に帰ってきてほしい。地区外からの参加も受け入れ、”森の里はいい地区”だと思ってもらえることも大切にしている」と話すのは同地区自治会連絡協議会の神保忠男会長(72)だ。今年の森の里クリスマスまつりは12月16日(土)。午後2時から。イベント詳細は次号で。

クリスマスまつりの準備作業を終えた地域住民(11月19日)
クリスマスまつりの準備作業を終えた地域住民(11月19日)

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook