タウンレポート3歳児の"ハチミツプロジェクト"子中保育園と東農大が連携

教育

掲載号:2018年7月20日号

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 幼児の興味や関心をきっかけに行うプロジェクト型保育を実践している「子中保育園」(大塚貴史園長/園児数36人)。今、同園の3歳児クラスの園児8人と、東京農業大学学生サークル「厚木ミツバチ研究会」が連携して「ハチミツプロジェクト」を進めている。その取り組みを取材した。

 プロジェクトのきっかけは、園児同士がやり取りする中での「ハチミツってはちさんのおなかでできるの?」という言葉。その言葉を聞いた伊藤千晶保育士の、「ミツバチ(自然生物)とハチミツ(食など自分の身近な物事)の関係性を、園児に体験的に学ばせたい」との思いから、プロジェクトが実現した。

 6月12日、園児らは同大厚木キャンパスを訪れ、1回目の「ミツバチ巣箱見学」が行われた。針を持たないオス蜂の羽を切り、実際に園児が手に取ってみると、怖がらずに興味津々の様子で、じっくりと観察していた(=写真中央)。

 7月10日には、2回目の「巣箱検分時の観察と巣箱製作」が行われた。炎天下の中園児らは、伊藤保育士が手作りした防護服に身を包み、汗をかきながらも、恐る恐る養蜂場に足を踏み入れた(=写真上)。7箱あるうちの1箱の巣箱を開け、中から3〜4000匹もの蜂が飛び出した。目の前を飛ぶ蜂の姿に、前のめりになって観察する園児や、怖がる園児など、反応はさまざま。「はちがいっぱいいてこわかった」、「ぜんぜんこわくなかったよ」と、初めて見る大量の蜂に、大興奮していた。

 また、同サークルの学生から蜂の巣をもらうと、「あまいにおいがする」と鼻に近づけて匂いをかいでみたり、「かたーい」と指でつぶして感触を楽しむ姿も見られた。

 その後は、同サークルの学生によって、木枠に針金を通し、巣礎を張り付けていった(=写真下)。

 同園の伊藤保育士は「蜂と触れ合うことは危険も伴うが、子どもたちの活動の幅を広げられるよう対策を練り、主体的に学びができる環境づくりをしていきたい」と感想を話した。

 3回目は8〜9月ごろに行われる予定。
 

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