松蔭大学日本文化コミュニケーション学科の2年生11人が、郷土芸能の相模人形芝居に挑戦中だ。10月20日(土)の「第19回松蔭祭」で行う普及公演に向け、授業の一環で練習に励んでいる。
10月9日、厚木ステーションキャンパスの一室に、長谷座の山口熱子座長と座員の井上真弓さんの指導のもと、2体の人形を操る学生たちの姿があった。5年前、中村龍一教授が同座の公演を観たことがきっかけで交流がスタート。「地域と文化的なつながりを持ちたい」という中村教授の希望に応え、長谷座が出張授業を行うようになり、 大学祭での公演に至った。
学生は3回の授業で人形の操り方を学ぶ。今年の演目『三番叟(さんばそう) 揉みの段』で主遣いを務める三橋幹生さんは、「人形の主たる動きを担う大事なポジション。もう少しがんばれば完成により近づけると思う」と手応えを感じている様子。足遣いの諸星さんは「高3の時、松蔭大の学祭で初めて相模人形芝居を見た。学生がやってるなんてすごいな、と思った」と、演じる立場になった今年は気を引き締めて練習に臨む。山口座長は「若い人が地域の伝統に溶け込むことは大事」と熱をこめる。
松蔭祭での公演は誰でも観覧自由。森の里キャンパスで午後1時開演の大型紙芝居の読み聞かせの後、1時半から学生による『三番叟』、1時45分ころから長谷座による『傾城阿波の鳴門』が上演される。
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