「健康で安心して安全に暮らせるまち」を創る取組み、セーフコミュニティ(以下、SC)。厚木市がこの取組みを宣言して10年が経過した。11月12日(月)から市内でアジア地域SC会議厚木大会が開かれる。
SCとは、事故やけがは偶然の結果ではなく、予防できるという観点から、市民と行政、関係機関などが協働して取組むもの。世界でおよそ400のコミュニティが、SCの認証を取得している。
厚木市は【1】事件事故の予防、【2】体感治安不安感の改善、【3】コミュニティの絆の再生、の3項目について、市の最重要課題と位置づけ、2008年1月にSCの取組みを宣言して活動を開始。2年後の10年11月に、世界で223番目、国内で3番目に認証を取得した。5年更新の15年には、再認証を受けている。
主な活動として、交通安全対策、自転車生活の安全対策、体感治安と公共の場における安全対策など8つの課題について対策委員会を設置。高齢者交通安全教室や本厚木駅周辺パトロールなどの取組みを展開してきた。
シンポジウム市民参加企画も
11月12日から15日(木)まで、厚木市内で開かれるアジア地域SC会議厚木大会には、13の国と地域から約100人、国内から約300人が参加する見込み。安心・安全に関する活動をする専門家や研究者の学術会議(分科会)、セミナーが予定されいるほか、日本の文化や厚木の芸能を紹介する、おもてなしコーナー(12日)、市民参加型の企画も用意されている。
12日の午後2時から4時には、レンブラントホテル厚木で「安心・安全シンポジウム」を開催。厚木のSC活動のシンボルともいえるセーフティベストを使用した取組みに焦点を当て、愛甲小学校区、小鮎地区、森の里地区の活動の事例報告などが行われる。
同大会は一部有料のプログラムを除き、厚木市民は無料で参加することができる。事前登録制で、参加希望者は市SCくらし安全課(【電話】046・225・2865)へ申込みが必要。
同課の井上聡SC担当部長は「アカデミックと市民参加の両面で、大会を盛り上げていければ」と話した。プログラムの詳細は、市ホームページで確認することができる。
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