横須賀版 掲載号:2020年11月20日号 エリアトップへ

馬堀小学校区地域づくり協議会会長でスクールコミュニティ事業を進める 長森 豊さん 馬堀町在住 56歳

掲載号:2020年11月20日号

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学校と地域の”潤滑油”に

 ○…小学校を拠点として地域における世代間交流の場づくりを市が進めるスクールコミュニティ事業。昨年モデル校になった汐入小に続き、鷹取小と自身の母校である馬堀小が選ばれた。登下校する児童の見守りや通学域の危険箇所の調査を行う馬堀小区地域づくり協議会会長として、事業の舵を取る。「老若男女問わず交流の輪を広げ、地域を元気にしていく」

 ○…2人の娘が馬堀小学校に在学中、PTA会長を務めた。「互いに顔を知らない保護者と町内会との間での調整が難しく絆を強くしたかった」と10年前、学校とPTA、6自治会町内会などで会を発足。現在33人が在籍し、市事業の手始めとして地域活動を報告する「スクコミだより」を発行した。「チーム馬堀」の名札を会員が身につけ、見守り活動していることを記載し、学校周辺の2500軒に配布。「コロナ禍で児童が家で留守番するケースが増えたが、大人が子どもに声掛けたら不審者扱いされる時代。子どもの安心と犯罪の抑止力になれば」

 ○…普段の顔は土木会社(株)マルモリの社長。20

代の頃、経営のノウハウを学ぶため別会社で働いた。精神的にも体力的にも辛かった時、同僚の作業員から「頑張れ」と差し出された温かい缶コーヒー。「骨身に染みた。人の優しさは何ものにも代えられない」。町のために汗を流す原点だ。

 ○…高校時代アメフト選手として活躍した体力を生かし、馬堀地区の防災ボランティア隊長など15もの役を持つ忙しい日々をこなす。祭りではひょっとこ踊りでおどけて見せ、趣味の船釣りでは他人から約20人の仲間を作るほど人懐こい一面をのぞかせる。「これまで多くの人に支えられてきたから、私が恩返しする番。皆を笑顔にするための潤滑油になりたい」

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