逗子・葉山版 掲載号:2016年7月8日号
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「イイコト」代表 岸田さん 世界にひとつ「カスタム絵本」 母親ならではの視点物語に

経済

商品を紹介する岸田さん。主人公の名前をカスタマイズすることで世界にひとつの本に仕上がる(=1日、逗子)
商品を紹介する岸田さん。主人公の名前をカスタマイズすることで世界にひとつの本に仕上がる(=1日、逗子)
 物語に出てくる主人公の名前を実在の子どもに置き換える一風変わった絵本が人気を集めている。逗子在住の岸田朋子さん(33)が考案した「カスタム絵本」。8月で絵本の受注生産を手掛ける「イイコト」を立ち上げて3年、これまでに2千冊近くを売り上げるなど好評を博している。

 色々な生き物の名前が出てくる「あなたの おなまえは?」、お菓子好きの子どもの口の中の様子を描いた「むしばの おうさま」。全11タイトルで主人公が男女別に2作ずつ、英語表記のものもあり、いずれも名前を変えることで世界に一つだけの絵本になる仕様だ。主に0〜3歳児向けの誕生日祝いや出産祝いとして需要があるのだという。

 一番の売りは、物語の主人公になれることで小さな子どもでも気軽に絵本に親しむことができる点。自身も2児の母。商品は長女の1歳の誕生日に贈った手作りの絵本が原型で「何となく自分が出てくるのが分かるようで、娘もとても気に入ってくれた」と振り返る。

 元々編集の仕事に携わっていたこともあり、ノウハウはあった。「玩具はいずれ使わなくなってしまうけど、これなら形に残る。ビジネスにもなるのでは」と考え、2013年に国の補助金を得て会社を立ち上げた。

 自身がストーリーを考え、SNSで募った絵本作家に挿絵を依頼。関わるのは子育て中の女性がほとんどで、母親ならではの物語づくりにこだわる。14年には女性が開発に貢献した優れた商品を県が認定する「神奈川なでしこブランド」にも選ばれた。

 地元の未就園児を対象にした読み聞かせを行うなど、絵本の魅力を伝える伝道者としての活動にも力を注ぐ岸田さん。「言葉や心の発達に大切な幼児期に、ぜひたくさんの絵本を読んであげてほしい」と話した。

 カスタム絵本は1冊4630円(送料別)〜。同社HPなどから購入できる。

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