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三浦半島は海から来た? 理科ハウスが動画制作

教育

掲載号:2020年9月25日号

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石や化石に触れながら説明を聞ける
石や化石に触れながら説明を聞ける

 「世界で一番小さな科学館」として親しまれている理科ハウス(逗子市池子2の4の8)がこのほど、三浦半島の成り立ちを学べる動画を制作し、展示している。

 4月から6月まで休館していた理科ハウス。館長の森裕美子さんと学芸員の山浦安曇さんは外出自粛要請解除後に、動画制作を決意。「地層の百貨店」とも呼ばれる三浦半島各地を訪れた。

 地学の教科書に出てくるような、地層が点在し、中には山奥で蔦に覆われていたり、すでに宅地開発されて見ることができなかった場所もあるなど、苦労したという。それでも主要な30カ所を回り、現地を調査した。

実物目の前に

 展示ではまず、自分が住んでいる場所の地層を知ることからスタート。その後、半島内で最も古い、約4500万年前にできた蛇紋岩や国内でも珍しいスポットを紹介し、実際にそれぞれの石に触れられるようにしている。また「三浦半島に恐竜はいたのか」といった身近な疑問から、この地域の成り立ちを中学生でも楽しく学べるよう工夫。逗子市で多発する崖崩れについても触れ、その理由を地層の観点から解説し、他エリアとの違いを知ることができる。

 動画制作にあたっては、ジオ神奈川の蟹江康光さんと由紀さん、葉山しおさい博物館の倉持卓司さん、横須賀自然・人文博物館の柴田健一郎さんが監修した。「まだわかっていないことや、論争がある点など、まとめるのが難しかったが、なるべくわかりやすく編集した」と森さん。「動画を見ながら、実際にその地層の石や化石に触れられる。出かけたときに見る風景がいつもと違って見えますよ」と山浦さんは話している。

 開館は(土)(日)(月)の午後1時から5時まで。事前予約制で、対象は中学生以上。マスクの着用とハンカチ、飲み物の持参を。駐車場有り。問い合わせは【電話】046・871・6198同館へ。

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