陸上 相洋高から代表続々 卒業生の蔭山さんも出場
少年男子Aには相洋高校の徳山黎(れい)君(3年)が100m、林大生君(3年)が400m、古谷拓夢君(2年)が110mH(ハードル)に出場。今夏、インターハイのリレー2種目で準優勝を飾ったメンバーだ。
リレーにも出場する徳山君は2年前にも選抜されたが、けがのため断念。100mで決勝進出を逃したインターハイとあわせて「リベンジを」と闘志を燃やす。林君は初めての県代表に「すごくうれしい」と笑顔。インターハイの準決勝で叩きだした自己ベスト47秒74を塗り替えようと意欲的だ。110mH(ハードル)、400mH(ハードル)でインターハイ2冠の古谷君は「県のユニフォームを背負って戦う。優勝を狙いたい」と表情を引き締めた。競技は10月4日(金)から味の素スタジアムで開催される。
OGとつなぐバトン
成年少年女子共通4×100mリレーには相洋高校の風間由衣さん、杉崎ゆうなさん(ともに3年)、同校OGで小田原市役所職員の蔭山愛さん(23)が出場。1走を務め、少年女子Aの100mにも出場する風間さんは「選ばれるとは思わなかった。リレーにつながる走りをしたい」と前を見据える。2走の杉崎さんは「(風間さんとは)インターハイでも繋いできたので、バトンの心配はしていない」と笑顔を見せた。3人で合わせる機会もあり「良い感じ」と好感触のようだ。「とにかく楽しみたい」と声を揃えた。
リレー、100Mで決勝進出目指す
後輩2人からバトンを託される予定の蔭山さんは「決勝の8チームに残りたい」と意気込みを語る。個人で出場する成年女子100mでも、11秒8台の記録と決勝進出を目指す。
鎌倉在住の蔭山さんは早稲田大学卒業後、「高校時代にお世話になった小田原へ恩返しをしたい」と今年4月に市役所へ。戸籍住民課での勤務後、後輩らとトレーニングを重ねている。「彼女たちとの練習がいい刺激になっている。切磋琢磨し、結果を残したい」と相洋パワーを見せつける覚悟だ。
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