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新名学園旭丘高等学校 地域とアジアに生きる尊徳思想 理事長・学校長 水野浩
今年創立112年目を迎える新名学園旭丘高等学校。学園のこれからについて水野浩理事長に聞いた。
―尊徳思想をバックボーンとした新名学園の建学の精神は、旭丘高校の歴史、現在と未来にどのように生き続けているのでしょうか。
本校は創立112年目を迎えた今「小田原のまちを教室」とした新総合計画を軸に「地域立・市民立」の私学の創造を目指し、新たな学校づくりに挑戦しています。学園の歴史をひもとくと、戦前の古い生徒手帳の冒頭に「国家を主眼に、主義は報徳、大いに働け、無くてはならぬ指折り仲間の人になれ」とあります。草創期・戦前の新名学園は、時の国家主義教育体系の下、時代的制約のなかで尊徳精神を学校づくりのバックボーンとして人間教育を展開しています。具体的には報徳四訓(至誠・勤労・分度・推譲)を校訓に掲げ、地域社会の要望に応えて中産階級の農家・商家の子女を対象に後に高等女学校へと変遷する「女紅場(じょこうば)」型の裁縫・手芸・編物など、女子教育・手の労働・協働(共同)に係る実学教育を実践し、「地域に役立つ人」づくりを進めています。
こうした学校づくりのリーダーであり学園の創立者である新名百刀(もと)先生は、校長訓話で度々「悪しきとてただ一すじに捨つるなよ、渋柿を見よ、甘干となる」「生徒は大切な人の子、一様に愛するように」と申しています。子どもの発達と可能性に信を置く新名魂の意思表明であります。
私は21世紀混迷の時代を生きる子どもたちの発達や道徳の問題を考える時、新名学園の歴史のなかに今日でいう「生活と教育の結合」「キャリア教育」の土壌となって生きてきた尊徳精神は、今後も人間・モラル発達の土壌を培う理念・土台として進化と発展を続けていくと考えています。
―昨年11月に訪中され、遣唐使ゆかりの古都西安の外国語大学と国際連携を進めているとのことですが、どのような交流を持ちましたか。また、今後の展望をお話しください。
今回の訪中の目的は三つで、まず西安外国語大学と本学との間で人と学術・文化・スポーツ交流を軸とした「第2次協定」を結ぶこと。次に中国古代夏王朝禹王(文命)の治水事業顕彰碑を訪ね、その視察の内容を江戸期酒匂川の治水事業に係る文命碑の研究を進める開成町の郷土史家に伝え、中国との地域交流の一助となること。そして三つ目は、現代の中国社会で「経済成長と道徳」の問題と結んで尊徳思想が識者の間で注目を集めていることへの探求です。今回西安の大学は日本語学科の院生をコーディネーターにつけてくれました。彼女は普段、所謂立身出世のための学習を1日15時間重ねていますが最終的には社会公共のために役立つ人になりたいと願っています。彼女のこのような生き方は、中国の憲法が指し示している社会主義建設のための職業選択であると同時に、孔子や儒家が希求し、二宮尊徳が教導・実践した天道・人道にかなう人生選択の視点からも評価できると考えます。中国の社会が尊徳思想に関心を寄せている背景にはこのような土壌があると思われます。
当面、春休みに本校相撲部による高校生スポーツ交流を実現させ、小さな一歩の取り組みを通して微力ながら日中友好の架け橋になればと願っております。
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