食用牛の品質を審査する「横浜食肉市場ミート・フェア」が4月14日、同市場で開催され、真壁秀男さん(74・小田原市上町)と長崎光次さん(38・南足柄市)が最優秀賞を受賞した。
真壁さんは、1道7県から53頭が出品された「交雑の部」で、4年振りに最高賞に輝いた。
真壁さんらが育てる牛は、足柄茶を飼料に与えたかながわブランド「足柄牛」として市場に流通している。
畜産に携わり50年以上という真壁さんは、「牛を見る目はだれにも負けない」といい、調子の悪い牛は遠くからでもすぐにわかるという。良い牛を育てるポイントはストレスを与えないこと。「いつもきれいにしているから、牛舎が臭わないでしょう」と笑顔を見せる。小田原市畜産会の会長も務める大ベテランも「受賞は励みになる」と感想を述べた。
長崎さんは、経営する長崎牧場でかながわブランド「相州牛・相州和牛」を生産する。フェアの「和牛の部」には今回148頭が出品された。昨年は、交雑の部で最優秀賞を獲得しており2年連続の栄誉だ。
長崎さんの肉牛飼育で最大の特徴は、オリジナルの飼料にある。隣接するアサヒビール神奈川工場のビール粕から作ったモルトフィード・サイレージ、炊いた米や大豆などを配合したものだ。肉の味や脂の甘みを出すのに不可欠だという。広い敷地を利用して仔牛を放牧して運動させることで、骨格が大きく健康な牛に育つという。「まさか和牛の部で最優秀賞が取れるとは。長崎さんのところの牛は美味しいねと言ってもらえるとうれしいですね」と喜びを語った。
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