第52回神奈川県中学校陸上競技選手権大会が4月29・30日に横浜・三ツ沢公園陸上競技場で開かれ、土岐優花さん(相洋中3年)と山口大輔君(国府津中3年)が優勝、下川優来君(同)が4位に入った。
800mの土岐優花さんは、2分20秒78の自己ベストで初の頂点に立った。
「決勝に進むことが目標だった」という土岐さんは、今年1月から800mの練習を始めたばかり。大会も、今回の選手権が初めてだった。「ノーマークだったので走りやすかった」と言い、決勝では700m付近まで先頭にピタリ。転向前の100mなどで養ったスピードを活かしてスパートをかけ、トップでゴールした。「1位が信じられず、もう1周あるのかなとまわりをキョロキョロしてしまった」と苦笑いを浮かべた。
種目を変更し、4カ月で手に入れた県女王の座。「2分15秒台、夏の全国大会に出られるよう挑戦していきたい」と前を見据えた。
「次は2人で優勝だな」
「夢のよう」と話すのは1500mで優勝した山口大輔君。決勝のレースでは自己ベストを7秒近く縮め4分14秒39でゴールした。周りをみて「最初から飛ばした」という山口君。ラスト200m付近でトップを争っていた相手がスパートをかけた。「負け」が一瞬頭をかすめたが、粘り強い走りで食らいつき、残り100mを切って相手のスタミナ切れを察し、ラスト15mで一気に追い抜かした。
手応えを得た山口君は今夏の全国、関東大会を見据え「全国もそうだが、県で3位以内に入り関東大会に出たい。県のユニフォームを着て貢献する」と誓った。
一方、下川優来君は砲丸投げで13m25の記録を出し4位に入賞。1年前の同大会から4m以上も記録を伸ばした。その要因は2つ。昨年12月の強化合宿に参加し、基礎練習とグラインド投法のフォームを見直した。さらに、「全国に行かせてやる」と言いながら練習に付き合ってくれた元砲丸選手の父の存在だ。
下川君が目指しているのはジュニアオリンピック。標準記録14m50に向けて日々鍛錬を積んでいるという。「松下祐樹選手の努力の言葉を見て頑張ろうと思った。諦めなければきっとどこまでも行ける」と真剣な眼差しを見せた。
普段から仲のいいコンビ。山口君は下川君を見て「次は2人で優勝だな」と話し、下川君は「おう」と笑った。
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