体験レポート【17】 歩いて発見、聞いて感心

文化

掲載号:2018年6月23日号

  • LINE
  • hatena
アーケードの家紋
アーケードの家紋

 市内のイベントに記者が参加し、魅力を伝える体験レポート。今回は来年3月に開催する「日本まちあるきフォーラムin小田原」のプレ企画、まち歩き体験ツアー「小田原まちなか、まちあるき」の第1弾に参加した。

 6月16日午後、集合場所の小田原駅改札前で笑顔で迎えてくれたのは渡辺剛治さん(42)。NPO法人小田原まちづくり応援団理事で清閑亭の館長も務め、小田原のまち歩きガイドのキャリアは7年を数える。

 今回の参加者は30代〜70代の男女、総勢28人。駅東口側の二宮金次郎像に見送られいざ出発。ロータリー横を通っていると、事前に配られた小型通信機のイヤホンから「これ、知っていますか」と渡辺さんの声。見上げるとアーケードに家紋。「三つ鱗の北条氏は知っているけれど…?」。聞けば、歴代小田原城主のものだという。語りたくなる我がまちのうんちくをさっそくゲット。先が楽しみだ。

 右折して、しばらく進みお堀端通りの「幸田口門跡」に。江戸時代の土塁跡だというこの松の下を、かつて武士も歩いていたかと思うと感慨深い。国道255号線へ通り抜けると平井書店。屋号「積善堂」は、明治の元帥・山形有朋からいただいたという。教科書に出てくる著名人とのエピソードがさりげなく隠れている…小田原の奥深さを垣間見た気がする。

 馬出門から小田原城に入り、箱根口門跡を経て創業650年の老舗ういろうに到着。ここまでスタートしてから1時間ちょっと。店舗奥の外郎博物館を見学してから、再び歩きだし、すぐに柳屋ベーカリー。こちらも大正10年創業の老舗だ。箱根に滞在する外国人用としてホテルにパンを届けるため小田原には早くからパン屋があったらしい。次回は、ここであんぱんをほおばりたい。

 再びお城方面に折れて、新しくなった報徳二宮神社の鳥居を横目に、最終地点の清閑亭に到着。2時間とは思えない小旅行気分。渡辺さんいわく「最もベーシック」という今回のコース。参加者はメモを取ったりスマホで写真に収めたり、まちの魅力を再発見(または再確認)していた様子。歴史、文化、なりわいとコースはまだまだある。次は家族で参加してみよう。

※    ※

 まちあるき体験ツアーは2回目/7月10日(火)、3回目/9月9日(日)に開催。両日とも小田原駅改札前集合で、午前9時〜11時。参加費500円。定員20人(多数の場合抽選)。問い合わせ・申し込みは清閑亭【電話】0465・22・2834へ。

ガイドを務めた渡辺剛治さん
ガイドを務めた渡辺剛治さん

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

優勝誓い 選手がパレード

ベルマーレフットサル

優勝誓い 選手がパレード スポーツ

ミナカ前で開幕イベント

5月28日号

城彩るアジサイと花菖蒲

城彩るアジサイと花菖蒲 文化

夜間ライトアップも

5月28日号

マスク越しにも笑い声

マスク越しにも笑い声 文化

寿庵で寄席

5月28日号

曽我梅林で「初もぎ」

曽我梅林で「初もぎ」 文化

収穫量は昨年の6割

5月28日号

四季折々の表情を撮影

四季折々の表情を撮影 文化

吉池旅館 高嶋さん

5月28日号

摂食障害を学ぶ

摂食障害を学ぶ 社会

セミナーを上映

5月28日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月28日0:00更新

  • 5月21日0:00更新

  • 5月14日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年5月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook