小田原史談会(青木良一会長)がこのほど、戦前に小田原で活躍した郷土史家の片岡永左衛門が遺した日記を解読してまとめた『片岡日記 昭和編』を発刊した。
同会は1955年に発足。西さがみ地域に住む小田原の歴史愛好家を中心に、現在230人ほどで活動している。
片岡永左衛門は1860(万延元)年に小田原で生まれた。町会議員、助役、町長代理といった公職を歴任した後、関東貯蓄銀行(横浜銀行の前身)の監査役を務めた。
片岡氏が1902(明治35)年から34(昭和9)年までに記した日記が市立中央図書館に保管されており、小田原の人々や世相が記録されていたことから、7年前から解読を開始。同会内で「片岡日記を読む会」を立ち上げて元市史編纂室嘱託の星野和子氏を中心に読み込み、会報で発表していた。
今宮格理事は「崩した文字で書かれてあり読み込むのが勉強になった」と振り返る。今年5月に昭和期の解読が終わったことから、写真等も豊富に入れてまとめた。「当時の小田原の様子が分かる貴重な資料」と青木会長。また松島俊樹前会長は「この機会に片岡永左衛門という人を多くの方に知っていただきたい」と話した。
A4サイズ226頁で1100円。有隣堂、平井書店、伊勢治書店ダイナシティ店で販売。(問)青木会長【電話】0465・22・8852
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