神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

EPO 30年目の閉館で 寂しさと期待 入り混じり

経済

公開:2023年1月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
小田原EPO
小田原EPO

 小田原市栄町の商業ビル「小田原EPO」が4月16日(日)、30年の歴史に幕を下ろす。

 1993年、大手スーパー西友が手掛ける商業ビルとして、現在のダイヤ街と銀座通りに面した敷地に開業した同館。名称は画期的、革新的といった意味の”エポックメイキング”から付けられ、ファッション業態に特化した展開を行った。

 当初は音楽関連や書店も含め70以上のテナントが入り、地元の若者など1日約4千人が来館。西友が運営から離れた5年前からは、地権者らが運営会社を立ち上げて営業を継続していた。

 今回の閉館は建物の老朽化によるもの。広瀬政仁館長は「エレベーターや空調など電機設備切り替えのタイミングもあり、地権者の合意を得て閉館に至った。地域に愛され、30年運営できたことは感謝の思い」と語る。

マンション店舗へ

 同敷地では現在、地上19階・地下1階建てのマンション計画が進められ、1、2階に店舗スペースを設けて2028年の開業を予定している。「歩いて地下1階の食料品を求めて来られてきた方から今後の不安も聞かれ、不便をおかけするが閉館まで頑張りたい」と広瀬館長。

 EPOで17年間営業を続ける服飾店「アミューザ/アイ・アミ」の店長は「以前から閉館の話は進んでいたが、心情的にはあと10年くらい続けてほしかった。惜しまれながらの閉館は残念な思いもあるが、まちが変わるきっかけでもあるので、悲観的に捉えず数年後のこの場所を楽しみにしてもらえたら」と話した。

 EPOでは現在、各店舗ごとに閉館までセールを実施している。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

6月29日・30日「みんなの花展」

小原流小田原支部

6月29日・30日「みんなの花展」

約70作品展示 いけばな体験

6月18日

生徒が魅せる料理の祭典

崎村専門学校

生徒が魅せる料理の祭典

学院祭に400人以上

6月17日

ミニ家具と小物の展示販売

ミニ家具と小物の展示販売

喫茶館 銀の椅子で22、23日

6月15日

市がパートナーを募集

市がパートナーを募集

応募は6月28日まで

6月15日

企業防災でSDGs

企業防災でSDGs

災害に持続可能な備えを

6月15日

サン・ライフの合同供養祭

サン・ライフの合同供養祭

県内及び八王子の4会場で

6月15日

あっとほーむデスク

  • 6月15日0:00更新

  • 6月8日0:00更新

  • 6月1日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

お店のプロの技を体験

おだわらシルミル講座紹介【3】

お店のプロの技を体験

参加店舗で予約受付

6月1日~6月30日

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook