城下町おだわらツーデーマーチ 日本リーグに出陣 小田原らしさ演出 1万2000人の誘客目指す
小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町を舞台に、毎年秋に開催されている「城下町おだわらツーデーマーチ」(小田原市ほか主催)が、日本マーチングリーグ公式大会となった。昨年度までは関東甲信越マーチングリーグに所属。大会規模や、手作り甲冑隊や北條太鼓による小田原ならではのスタートの演出、会場、沿道などでの救護体制の充実が評価された。
※ ※ ※
日本マーチングリーグは、北海道から沖縄までの18大会で構成されている。参加者が7万人を超える埼玉県東松山市の「日本スリーデーマーチ」や2日間で1万5千人を超える「久留米つつじマーチ」が名を連ねている。城下町おだわらツーデーマーチは今年11月17日、18日の開催で14回目となる。昨年は雨天に見舞われ、参加者は8847人と落ち込んだが、例年は1万人を超えているため、同リーグの中でも規模の大きな大会に位置づけられる。新規大会はこれまでに800人から3500人程度参加者が増えていることから「小田原は交通アクセスが良い。1万2千人を目標にしたい」と実行委員は話している。
また、実行委員会では現在コースの見直しも進めている。清閑亭や小田原駅前の商店街、かまぼこ通りを巡る10Kmのコースや松永記念館、三の丸外郭新堀土塁を巡る6Kmのコースが検討されている。さらに、小田原市の歩育事業推進とともに、未就学児と保護者を対象とした「歩育コース」の新設も予定されている。
|
|
|
|
|
|