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西湘高校かるた部 ライバルくだし全国へ 9年ぶり5回目の出場

公開:2012年6月16日

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目にも留まらぬ速さで取札を弾く鈴木主将
目にも留まらぬ速さで取札を弾く鈴木主将

 西湘高校かるた部(部員数26人/森井正彦顧問)が先月13日に小田原市民会館で行われた「第25回神奈川県高等学校小倉百人一首かるた選手権大会兼全国大会県予選」の団体戦で優勝し、団体戦で9年ぶり5回目の全国大会出場の切符を手にした。

 8人の登録選手の中から試合ごとに5人を選出し試合に望む団体戦。主将でエースの鈴木愛(めぐみ)さん(3年)は「鍵となったのは3回戦の平塚江南高校戦だった」と県大会を振り返る。昨年、2―3のスコアで同校に惜敗していただけに「メンバーで声を掛け合い、支え合い、チーム力で勝つことができた」と勝因を語った。ライバルに勝利した勢いに乗り、決勝の藤沢西高校戦にも3―2で勝利。見事、優勝を収めた。森井顧問は「過去最強のチーム。1人ひとりの力もあるがそれ以上にチームワークが良い」と太鼓判を押す。

笑顔の先の勝利信じて

 市内唯一のかるた部として週に5回、1日3、4時間畳のある作法室で練習を重ねて来た西湘高校かるた部。鈴木主将は「全国レベルで自分達がどれだけ戦えるか楽しみ。悔いの残らない戦いをしたい」と全国大会への意気込みを語った。「第34回 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」は7月28日、滋賀県の近江神宮で開催される。また、鈴木主将は8月9日から富山県で開催される「第36回 全国高等学校総合文化祭」に神奈川選抜メンバーの1人として全国大会に出場する。

 かるたの試合は、100枚ある札の内、半分の50枚を取札(とりふだ)として使用する。自陣25枚、相手陣25枚に振り分けられた取札は、自身の好きな位置に配置。その後、15分間の暗記時間で互いの取札の位置を記憶し、試合が始まる。試合中、歌を詠む読手(どくしゅ)は順々に100枚全ての札を読み上げるが、50枚は空札として選手を惑わすなど、独特のルールを持つ。
 

上段左から吉田凌さん、藤崎小太郎さん、渡邊瑛穂(あきほ)さん、苅部陽歌(はるか)さん、下段左から相原真希子さん、高橋千晶さん、鈴木愛(めぐみ)さん、杉田菜子(なのこ)さん
上段左から吉田凌さん、藤崎小太郎さん、渡邊瑛穂(あきほ)さん、苅部陽歌(はるか)さん、下段左から相原真希子さん、高橋千晶さん、鈴木愛(めぐみ)さん、杉田菜子(なのこ)さん

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