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自己負担ゼロ、遊休地活用 太陽光発電で地域貢献 Ｊ・システム株式会社
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2013年1月1日
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原発に代わるクリーンな再生可能エネルギーとして注目が集まる太陽光発電システム。市内成田に本社を構えるＪ・システム株式会社（沖紀和代表取締役）は、今から10年以上も前から太陽光発電システムを取り扱う販売・工事会社。施工件数は３千件を越え、施工内容やアフターフォローが評価され２年連続でシャープから表彰を受けた。豊富な施工実績から、他社で取り付けが困難な屋根にも真剣に対応。雨漏りのクレームがないのも同社の誇りだ。工事の腕の良さから大手企業から協力の依頼や、県外から５００kwのシステムの依頼も舞い込む。
そんな同社が昨年から取り組んでいるのが「屋根貸し制度」。建物所有者の自己負担はゼロ、同社が出資して設備を設置するので、資金がなくても太陽光発電を普及させることができる。また、遊休地の有効活用に太陽光発電システムの設置を提案しており、市内３カ所で工事が進む。沖社長は「この地域に電力を自給自足する仕組みをつくりたい」と今後も地域貢献に尽力する方針を語る。
同社が今年計画しているのが家電リサイクル。「テレビや冷蔵庫など不要な電化製品を買い取り、カンボジアなど本当に必要とされている国に寄付したい」と語る沖社長の姿勢から「推譲の精神」が感じられた。
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