母の想い受け継ぐ一杯 箱根駅伝で豚汁振る舞い
正月の風物詩・箱根駅伝。平塚から小田原を駆け抜ける往路4区の途中、押切橋付近で長年観客らに豚汁を振る舞う男性がいる。
善波宣雄さん(二宮在住/65)は2006年から自宅前にテーブルを出し、道行く人に豚汁を提供している。きっかけは、前年に亡くなった母・テルさんだ。
テルさんは箱根駅伝の大ファンで、善波さんが幼い頃から毎年一緒に沿道に立ち、声援を送っていた。
体調を崩して入院生活を送っていた05年1月3日。「今日は駅伝だから元気出さなきゃ」と、テルさんはテレビの前で観戦。結果を見届けた晩に、息を引き取ったという。
1周忌を迎えるにあたり「母は駅伝を本当に楽しみにしていた。想いを継いで何かできないか」と思い立ち、寒い中応援にくる人に豚汁を振る舞うことにした。初年度100食を用意するとあっという間に人だかりができた。用意する数も年々増え、今では300食に。近隣の老人ホームの入居者用に具を軟らかくした豚汁も作るほどだ。
「毎年楽しみにしてくれる人がいて嬉しい」と話す善波さん。「母も喜んでいるのでは。元気がある限り頑張りたい」と意気込む。90回の記念大会となる2014年も、心温まる一杯を提供してくれるだろう。豚汁振る舞いは往路1月2日、午前10時頃より開始。
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