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小田原！おもてなしの女房役 株式会社ハシモト
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2014年1月1日
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「箱根に地ビールを」という期待の声から生まれた七湯ビール。新登場のペールエール（右）を加え、３種類の味が楽しめる
食品・酒類の卸売・販売業、（株）ハシモト（橋本槇雄社長）の社員は、酒と合う料理の店をよく知っている。取引先の飲食店に足を運び、自ら酒も肴も食すからだ。観光地・小田原の「おもてなし」を支える、数多の飲食店の女房役、それが（株）ハシモトだ。
（株）ハシモトは、食品・酒類の流通の担い手。各地を走りまわる同社のトラックが積むのは「おもてなし」の心だ。１８８８年（明治21年）の創業から１２６年目を迎えてなお頑なに守り続けるのは、徹底した「商品管理」。酒の風味を落とす直射日光を遮るため、配送時には必ず特殊シートで商品を保護。「おもてなし」の縁の下の力持ちは、万全な品質保持をモットーに、今日もトラックを走らせる。
誕生のきっかけは地域貢献への願い
同社には「オンリーワン」の役割がある。南箱根山麓の酪農王国（株）（静岡県田方郡函南町丹那）が醸造する「箱根七湯ビール」の販売だ。爽やかな飲み口のピルスナー、芳醇な香りのレッドエールに加え、新たにキレの良いノドごしの『ペールエール』が仲間入りした。
（株）ハシモトでは、２０１１年の発売開始以来、売上を伸ばし続ける七湯ビールの販売を一手に引き受けており、製造元とともに、ビールの売上の一部を箱根町に定期的に寄付している。橋本社長は「自然と資源に恵まれた小田原・箱根があっての私たち。訪れる全ての方への『おもてなし』の気持ちを感謝に替えて、恩返しのつもりです」と話す。
正月の食卓に家族の笑顔と一緒に並ぶビールやジュース。日本の風物詩ともいえるその光景こそが、（株）ハシモトの喜びなのだ。
株式会社ハシモト
小田原市成田１８２
【電話】０４６５・３７・８０１１
寄付金を手渡す橋本社長（左）
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