6月6日(土)に開幕するサッカー女子W杯で、2連覇を狙う”なでしこジャパン”。小田原にも未来のなでしこを目指し、奮闘する少女たちがいる。
日差しが増す5月24日の午後、久野小学校のグラウンドに色とりどりのユニフォームや練習着のサッカー少女が集まった。2カ月に1度の合同練習会だ。FC久野や山王、三の丸などに所属する小学生ら21人が参加、練習に汗を流した。町田FCで唯一の女子選手、星野晴香さん(6年)は「いつもは男子についていくのが大変。女子同士でやると楽しい」と笑顔を覗かせた。
練習会が始まったのは、各チームに女子がぽつぽつと加入するようになっていた5年前。当時、女子も所属していた久野の遠藤真コーチ(59)が「同じ枠組みでやらせてあげたい」と立ち上げた。「市外の女子チームと試合が決まり、急いで人を集めなきゃ、っていろいろ声を掛けたんです」。
そこからチームの垣根を越え、定期的に市内の選手が集まる機会が生まれた。女子県選抜の鈴木陽笑(ひなた)さん(6年)は、男子主体のFC久野でもレギュラーだが「合同練習は友達もできるのでうれしい」と積極的だ。
市サッカー協会サポート強化へ
なでしこジャパンの躍進などで、女子サッカーの裾野は広がっている。小学生を約30年指導する市サッカー協会の杉山友一理事長(56)は、「市内でも徐々に増えてきており、女子のサポート体制を強化していきたい」と語る。
団員44人のうち4人が女子の早川SCでも、久野同様に環境を整える。昨年3月から酒匂やOGとの合同練習を毎月実施。「他のチームからもどんどん参加してほしい」と山口裕士コーチ(42)は話す。幼稚園の頃に始めた伊東芽依さん(4年)は、「きついときもあるけれど、サッカーは楽しい。ずっと続けたい」。少女たちは、今日も日没までボールを追い続ける。
(続く)
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