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さらに心地よいひとときを 鳥ぎん本店、外観と2階がリニューアル
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2017年3月3日
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１９７１年、小田原駅前で創業した「鳥ぎん本店」。このほど同店が、グッドデザイン賞など数々の賞を手にしてきた彦根明氏監修のもと、外観と２階のリニューアルを果たした。鳥ぎん本店の魅力を取材した。
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京都の町家を思わせるシックな外観。引き戸をからり―。カウンター越しに、職人たちが自慢の釜めしを仕込み、焼き鳥の串をかえす姿を見ながら２階へ。
以前の「靴を脱いで座卓」というスタイルから、全席イス席に一新。落ち着いた色調はそのままに、照明の明暗が際立ちながらもさらに落ち着く空間になっている。その中でひときわテーブルが浮かび上がる演出がされ、料理が置かれるとスポットライトを浴びた主役として一層映える。味はもちろん、目にも美味しい仕組みだ。照明などの風合いある骨董家具は、新たな雰囲気のなかにも「鳥ぎんらしい」風格を放つ。
生まれ変わった店を見上げて彦根氏は語る。「店と、歴史ある城下町の風情がうまく調和しました。以前の良さも残しつつ、余計な装飾は省き、心地よく食事を楽しめる空間が完成しました」。鳥ぎんの椎野宏昭社長は、「今回は『灯り』をテーマに徹底的に照明にこだわりました。味、接客、心地よい空間。熟練の職人が腕によりをかけて調理します。食と愉楽のひとときをぜひお過ごしください」と話している。
施工／株式会社 中川工務店 提供／ナカサ＆パートナーズ
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建築家／彦根 明氏
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宴会は4名、10名、20名、30名、40名可能
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