横浜高校は10月7日に行われた県高校野球秋季大会決勝(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)で桐蔭学園を11―2で下し、来春の選抜出場をかけ、10月20日に開幕する秋季関東大会(山梨県)に神奈川1位校として挑む。
横浜の背番号14。守屋智治君(2年・小田原足柄リトルシニア出身)は三塁コーチャーを務め、守備固めや代走としても試合に絡むチームになくてはならない存在だ。
勝てば関東大会出場が決まる準決勝は慶応義塾高校と対戦(10月6日/平塚)。緊迫した展開の中、3回にショート津田啓史君(1年)が打球を顔面に受け、負傷。守屋君はすぐさまグラブを手にベンチ前でキャッチボールを始めた。「どんな状況でも試合に出られるように常に準備している」と話す。幸い津田君はグラウンドに戻り、プレーを続行。まもなく守屋君にも三塁コーチャーとしての好機が訪れる。
1点を追う8回裏。主将の内海貴斗君(2年)がライトオーバーの二塁打を放つ。後続のヒットで二塁走者の内海君を同点のホームへと導くべく、相手の返球を追いながら腕を回すも本塁でタッチアウト。痛恨の判断ミスだった。「自分が状況を判断できていなかった」と悔やんだ。
後がなくなった横浜は最終回。1アウトからレフト前ヒットで出塁した吉原大稀君(2年)の代走として出場した守屋君。直後に試合を決めた小泉龍之介君(2年)の逆転サヨナラ本塁打でホームを踏んだ(スコアは2―1)。「及川や内海、小泉、また一番仲の良い後輩、度会(隆輝)も一生懸命やってくれた。関東大会もしっかり勝って選抜に行きたい」と話せば、度会君も「同じポジションということもあり、いつも声をかけてくれる優しい先輩」と厚い信頼を寄せる。
翌7日の決勝。度会君に代わり最終回に二塁の守備につくと3アウト目となるゴロを掴み、一塁へ送球。試合が終わると共に、秋は3年ぶりの優勝が決まった。「優勝できたことはうれしい。関東までにもう一度、コーチャーとしての役割を確認してから臨む」。名門のいぶし銀の声と腕が5年ぶりの選抜へと導く。
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