小田原市は10月6日、2015年に寄贈された日本家屋「豊島邸」の現地案内会を開催した。
「一月庵」とも呼ばれる豊島邸は、箱根町宮ノ下で医院を開業していた故豊島牧四郎氏の元別邸。1941年に建てられた、書院風と数寄屋風の意匠を組み合わせた特色ある木造平屋の歴史的建造物。瓦葺屋根付き門と黒板塀があり和風庭園も備えている。
市では豊島邸を維持・管理するだけでなく、アイデアを持った民間事業者に貸し出し、地域活性化につなげたい考えだ。現地案内会は、施設を民間事業者に実際に見てもらい具体的なアイデアを募り、その後に実施する事業者募集の要項や建築整備等に生かそうという狙いがある。
この日は事業者27人と一般6人が参加。資料を見ながら部屋の広さや導線、洗面所、トイレ等の設備の状態などを確認し、気になるポイントをスマートフォンやカメラで撮影する姿も見られた。都内の広告会社に勤める男性は「建物の雰囲気が素敵だと感じた。保存状態も良いのでは」と評価。別の男性は「建物自体はそれほど大きく無いので、飲食系にするとしても客席は多く設けられないかも」などと話した。担当する市都市部まちづくり交通課の職員は「古民家の趣きは残しつつ、ここが目的地となるような活用をしてもらえれば」と期待を寄せた。
豊島邸は敷地面積881・21平方メートル、建築面積178・68平方メートルで小田原駅から徒歩10分圏内にある。市では、事業者等からの「民間活用アイデア」を10月26日(金)まで受付中。その内容を踏まえ募集要項を作成し12月上旬に事業者募集を開始、19年2月上旬に審査会を開き、同月下旬に活用事業者を選定する予定。
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