負けない気持ちがあるから また君の力になれる―
団結力を歌ったベリーグッドマンの『ライオン』。昨秋にアジアの頂点を決めるAFC U-16(16歳以下)選手権を戦ったサッカー日本代表が、士気を高めるべく試合前に必ず聴いていた曲だ。
結果は12年ぶりの優勝。歓喜に沸くロッカールームで戦友と肩を組み熱唱した時、横川旦陽(あさひ)選手(16・市内城山在住)の頬を一筋の涙が伝った。
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ボールを蹴り始めたのは5歳の頃。父がコーチを務めていた地元の芦子SC、湘南ベルマーレのジュニアユースを経て、現在は平塚市内の高校に通いながら同ユースチームに所属している。
放課後は平塚や伊勢原のグラウンドへ直行。午後8時まで練習し、チームで夕食を済ませてから帰宅するのは10時近くになる。疲労困憊で机に向かうのは相当の覚悟が必要だが、決して学業を疎かにすることはない。
それは、スポーツ選手として生きる厳しさを肌で実感しているからこそ。「めっちゃ足が速くてスゲー」と幼少から憧れてきた選手が、プロで結果を残せずにいる姿も間近で目にしてきた。
「万が一プレーできなくなった時、サッカーしかしてこなかったというのでは困る。学業と両立してこそのサッカー。それが僕の考えです」。一昨年から年代別の日本代表に名を連ね、今大会も主力として活躍。順調にキャリアを積み重ねているように見えるが、慢心は一切感じさせない。
かといって、弱気というわけでもない。目標はあくまでもプロ。「自分を育ててくれたクラブに、移籍金で恩返しがしたいから」と、ベルマーレでプロデビューし、20歳までに海外でプレーする道筋まで描いている。
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「決して早すぎない。世界のトップでは10代が活躍しているから」。そのためにも、注目が集まる10月のU-17W杯に出場して結果を残すこと。それが当面の目標だ。
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