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昭和24年 「一流の国際人となれ」 函嶺白百合学園
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2019年5月1日
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函嶺白百合学園は戦時中の疎開がきっかけで、昭和24年に箱根に誕生した。子どもたちを戦火から守るための決断だった。平和とは、国や言葉が違っても互いの違いを認め合い、愛し合うことに他ならない。ゆえに学園では国際礼法や国際コミュニケーションを重視してきた。初代山本ムメ校長の「一流の国際人におなりなさい」という指針は、創立70年の今も変わらず「令和」と呼ばれる今日からも受け継がれるだろう。日々の祈り――自分の心を静めて振り返り、愛されている事を知り、誰かを思いやることも。
昨今、知識を教えるだけでなく知を活かす「双方向」授業が注目されているが、まさに同学園はこのスタイル。課題を見つけ、考えをまとめて、臆さず伝える経験を積み重ねる。たとえ言葉が通じない相手にも「ごきげんよう」と一歩前に出られるのが、函嶺白百合の生徒たちだ。
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