郷土の農政家・二宮尊徳の教えを伝える言葉「推譲(すいじょう)」を銘柄にした日本酒が、4月1日に発売された。耕作放棄地解消に取り組む合同会社小田原かなごてファーム(小山田大和代表社員)が栽培した米を、井上酒造(大井町/井上寬社長)が醸造した新商品だ。
米は、太陽光発電パネルの下で農作物を栽培する「ソーラーシェアリング」の田んぼ(小田原市桑原)で収穫したもの。また、井上酒造では、同施設で発電した電気を含む再生可能エネルギーの電力を酒造りに使用している。
市内で6日、お披露目会が開かれた。小山田さんと井上さんは3年前からこの商品を企画していたが、発電施設の倒壊、米の収量不足などで実現できなかったという。「酒造りは良い水、良い米が無ければできない。地域、地球の環境について考えてもらえればと思ってこの酒を造りました」(井上さん)、「電気も食も地産地消。脱炭素、持続可能な社会という考え方からもこの商品は意味がある」(小山田さん)と、それぞれ念願の完成を喜んだ。ラベルの「推譲」を揮毫した前小田原市長・加藤憲一さんも出席し、「難しい時代だが、皆で差し出し合うことでできるようになることもある」と推譲の意味を踏まえて話した。
「推譲」は700本限定。同酒造HPから購入できる。(問)同酒造【電話】0465・82・0325
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