小田原市に住む大学3年生の鈴木日向子さんと佐々木和奏さんが、猫と暮らす前に読む絵本「ぼくわからないよ」を制作し、市内の小学校、図書館などに寄贈しようとクラウドファンディング(ウェブでの資金調達)を呼び掛けている。
きっかけは今年の初夏。鈴木さんが企業のインターンに応募する際の課題が「放って置けない事をクラウドファンディングで解決する」だった。鈴木さんは保護猫活動に携わる父親の影響で野良猫の保護や不妊手術、里親の譲渡会などを手伝っていたことから、テーマを猫にまつわる社会問題に決めた。
下調べを進める中で、飼育放棄などにより、全国で年間2万7000頭以上の猫が殺処分されていることを知った。鈴木さんは「なぜ最後まで世話をすることができないのか」を考え、「一緒に暮らし始めてから育てる大変さに気づくから。猫のことを知る機会がないからでは」と仮説を立てた。中学時代からの友人の佐々木さんにも相談し、「かわいいだけじゃない猫の現実を、子どもたちに伝えたい」と絵本の制作と小学校への寄贈を思い立った。
二人は何度も話し合いながら、絵本の内容を吟味。絵本では、飼い主に捨てられた子猫と野良猫の対比を描いた物語を創作し、不妊治療を行なった証として耳の一部をカットする「さくらねこ」の存在についても盛り込んだ。挿絵は秦野市で保護猫活動を行うイラストレーターの藤本雅子さんに依頼した。
10月15日にクラファンサイト(【URL】https://camp-fire.jp/projects/view/496249)に登録すると、2週間経たずに目標を上回る30万円以上が集まったが、「寄贈の範囲を広げたい」と11月30日(火)まで協力を募るという。二人は「全国の小学校に届けたい」と意気込みを語った。(問)「ねこまえプロジェクト」検索
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