秦野版 掲載号:2016年5月21日号
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『キリンビール高知支店の奇跡』を出版した 田村 潤さん 北矢名在住 66歳

「人の能力」を信じ、伸ばす

 ○…ドン底からの逆転劇。ビール業界のシェアをアサヒから奪還したキリンビールの立役者だ。「現場に本質がある」という考えを軸に実践してきた改革を一冊の本にまとめた。「人間の能力は無限大に伸びていくもの。その契機が仕事です」と話す。

 ○…東京都出身。成城大学経済学部を卒業し、キリンビール(株)に就職した。労務課を経て32歳で営業マンとして大阪へ赴任し、1年目で営業トップに。当時、キリンのシェアはビール業界の6割を占め「売る」というよりも「いかに調整するか」がメインとなっていた。しかし次第にアサヒのシェアが拡大し、全社的に業績が落ち込んでいったという。そんな中、同社内でも業績が最下位ランクだった高知支店長に45歳で就任することとなる。

 ○…高知ではとにかく「人」に注力し、従業員の心の改革を図った。目標を絞り、必ず達成させることを徹底した。その一方で「毎日飲んでましたね。家も近く、休む暇なく飲んで帰って寝て仕事してまた飲んで…」と苦笑いで振り返る。しかし店で飲むことで様々な情報が入り、それを営業に生かすことができた。2001年には高知県内でアサヒからシェアを奪還。2007年に代表取締役副社長兼営業本部長に就任し、2年後にはビール業界のシェアトップに返り咲いた。何よりも「一位を取ったことで従業員が変わったことが嬉しかった」と笑顔を見せる。「人間の能力」を信じるからこその言葉だ。2011年から「100年プランニング」の代表として週1回程、企業等で社会人に向け講演を行っている。

 ○…秦野には5年前に移住。「丹沢山塊が絶景」と話す。日本酒もワインも飲むが、好きなのはキリンのラガービール。「副社長の時に世界一おいしいビールにした」と胸を張る。今後の夢は、営業マンへ「実行する力」を示し、日本経済の活力を取り戻すこと。視線は国全体へと向いている。

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