関東きのこの会の代表を務める 露木 啓さん 鶴巻在住 40歳
キノコの魅力独自に発信
○…会発足のきっかけは、SNSやブログによる情報発信で広がった交友関係。15年勤めた伊勢原のキノコ問屋退職後もキノコに関わることがしたいと、仲間と3人で関東圏のキノコ愛好家を集め、3年前のきのこの日(10月15日)に発足させた。30代40代の若手を中心としたキノコ関連の同好会は珍しいそうで、その特性を活かしウェブによる情報発信に活動の主軸を置いている。
○…鶴巻出身。鶴巻小・中を出て吉田島農林(現吉田島)高校・東京農大に進学。祖父母が田んぼをやっていた影響で農業系の仕事を探していたところ、車で通える範囲にあるキノコ特化の問屋に興味を持った。ここでは認知度アップやブランド化のためのホームページ開設と情報発信、商品開発、イベント開催等に携わり、その経験が会運営や、現職のIT関連の仕事に生きている。
○…「キノコはとても奥深いです」。見た目のかわいさや、毒の有無等成分の違いなど、知るほどにその魅力の虜になり、趣味を同じくする仲間も増えた。もう一つの趣味である音楽と掛け合わせ作詞作曲したキノコの歌で、イベントに出たことも。お気に入りはとても大きく成長するキノコ「アカヤマドリ」。「南が丘にも生えるし、ポルチーニの近縁種なので食べても美味しいんです」と饒舌に語る。
○…現在メンバーは13人で中には九州の人も。記事やキノコ料理レシピ、日常で使えるキノコの知識、漫画など各々の特技を生かし情報を配信し、時にはメンバーのテレビ出演や取材、キノコ写真提供等メディアからの依頼がくることも。「キノコ好きなら居住地問わず大歓迎。配信をやってみたいので、YouTuberが加わってくれたら」。今後の展望に、目を輝かせた。
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