神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2011年11月24日 エリアトップへ

横浜市 脱温暖化モデル住宅を整備 産・学と連携、十日市場に

公開:2011年11月24日

  • LINE
  • hatena
一般公開されている脱温暖化モデル住宅(緑区)
一般公開されている脱温暖化モデル住宅(緑区)

 横浜市では、低炭素社会の実現に向け、市と市内企業、大学三者で連携して進めている「横浜市脱温暖化モデル住宅推進事業」の一環で、区内十日市場の市有地に脱温暖化住宅11棟を整備する。先月末からモデル住宅が一般公開され、今月26日(土)から販売が開始される。

 この事業は産・学・官が連携して脱温暖化モデル住宅の整備を誘導するもので市民への普及、環境配慮型まちづくりのモデル構築、市内企業参加による経済活性化などを目的としている。

 市内の新築戸建住宅で現状、国が定める『次世代省エネ基準』を満たしているのは2割。市では今年4月に策定した地球温暖化対策実行計画の中で、2020年度までにすべての新築戸建住宅を適合させることを目指す。同事業はその一環に位置づけられている。

 横浜市住宅供給公社が販売、販売区画は11区画。定期借地権制度を利用し、価格は3600万円(土地保証金400万円込)、月額借地料は2万円後半から。自然採光、通風を考えた住宅の配置、太陽光発電パネル、消費エネルギーを表示するHEMSの設置など、一般仕様住宅と比較し、CO2削減50%以上を目指す。

 設計、施工、マスタープランを市内大学や事業者から公募、選定された9者が関わる。施工会社として参加する岡山建設株式会社(本社西区)の担当者は「設計や配置の意図を踏まえた提案ができた。計画、設計、施工、各視点が盛り込まれている」と話す。

3週間で見学80件

 一般公開から3週間で来場件数は80件。販売担当者は「100件を目安にしているが、予想以上の反響」という。見学に訪れた女性は「エコへの意識が高まる。維持費、購入費を考えて購入を決めたい」と関心を寄せる。

 市は、住宅購入者に提供してもらう屋内の気温湿度データを公開していく。「市民の環境意識向上や企業の技術開発のほか、2015年度に予定する次の住宅モデルに生かす」としている。
 

緑区版のローカルニュース最新6

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

大型客船4隻 同時着岸

大型客船4隻 同時着岸

横浜港 月2回は日本初

4月25日

GW休業のお知らせ

GW休業のお知らせ

タウンニュース緑区編集室

4月25日

花と緑で街をつなぐ

花と緑で街をつなぐ

ガーデンネックレス横浜

4月25日

横浜BCが新たな船出

横浜BCが新たな船出

BUNTAIで3試合

4月25日

犯罪・事故発生状況

【Web限定記事】

犯罪・事故発生状況

緑警察署管内 4月11日〜4月17日

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook