中山駅北口から恩田川に向かって歩き、中山大橋を渡りきった遊歩道の一角に芝桜がピンク色の花を咲かせている(=写真)。
芝桜の開花は一般的に4月から5月にかけてと言われるが、冬に開花するケースも稀に見られるという。 この芝桜は、中山商店街が地域活性策として進める「花いっぱい・人いっぱい事業」の一環として地域のボランティアが植えつけたもの。5年ほど前から少しずつ植えはじめ、昨年の芝桜まつりには約2千5百株が川沿いに彩りを添えた。
現在咲いている芝桜は最盛期ほどの花数はなく、ピンク色の絨毯と言えるほどの迫力はないが、ひっそりと点在して咲く花の姿は、通行人らの癒しとなっている。
この遊歩道を散歩コースとして利用しているという区内在住の女性は「冬に芝桜が咲くなんて知らなかった。寒くなると色のついた花があまり見られなくなるのでこれからの時期は貴重な存在と言えるのでは」と話していた。
「花いっぱい・人いっぱい事業」に取り組む中山商店街の加藤龍昭理事長は「先月くらいからちらほら咲き始めたという声が聞こえてきた。最盛期はまだ先だが、これはこれでとても風情がある。ちょっとした癒しになるのでは」と話している。
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