「第20回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」が18日、広島県で行われ、中山中学校出身の館澤亨次さんが埼玉県代表として出場。1区6位と好走し、同県の初優勝に貢献した。
現在、高校2年生の館澤さんは中山中学校を卒業後、高校駅伝の強豪校である埼玉栄高等学校に進学。同校入学直後の男子5000m競技で15分04秒だった記録を、約1年半で14分07秒まで縮めるなど、強豪校での練習を吸収し力をつけてきた。
今回は、昨年5月に行われた高校総体(インターハイ)埼玉県大会の男子5000m競技で優勝を果たした実績などから、同県の代表選手として選出された。
スローペースで始まった今大会のレースでは、終始第2集団についてレースを進行。ラスト500mからのペースアップで他選手を引き離し、トップから10秒差でタスキを繋いだ。
館澤さんは「最低限の仕事はできたと思うが、先頭集団についていけなかった点に悔しさが残る。優勝は他の選手のおかげ。来年はチームを引っ張る働きをしたい。将来的には、今回一緒のチームで走り、箱根駅伝でも活躍された服部翔大さんのような強いランナーになりたい」と話している。
館澤さんを指導する埼玉栄高等学校・駅伝部顧問の神山洋一教諭は「よく粘れる気持ちの強い子。ラストでのスピードの切り替えがうまくできるのが強み。素直なので、教えたことをすぐ吸収してくれる。来年も期待している」と話している。
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